イギリス留学日記

便所の落書き程度

Spequlative designとは

スペキュラティブ・デザインとかサステナブルというのがデザイナーとかエンジニアに定着してきて、いよいよ社会に組み入れようとする動きがかなり活発だけど、なんかtoo muchな感じするのは、私だけかしら。理想主義でもあるけど、割と現実主義なとこもあるからこういう風に思うんだろうな。ていうか自分の立ち位置わかってないからやな。

昨日はBBCのラジオで、子どもどうやって環境問題やサステナビリティについて話せばいいのかという討論が行われてた。そこで言われてたのが、やっぱり長期的に見ると私たちの生活を見直す事が何よりも必要だという事、サステナブルなメソッドの確立は時間もお金もまだまだかかるという事、子どもに、消費行動に関する教育が欠けている事を指摘していた。これは本当にそうで、長期的に見れば、循環型社会は間違いなく必要。けど、それを受け入れる為の知識と教養は絶対に必要。というか今から始めないとその子たちが大人になった時に実際に移行する事ができないと思う。短中期的にやらなくちゃいけない事こそ、私達の役目なのかなと思う。最終的な目標というかベクトルの向きを今は皆が確立してるところ。で、私達は、その目標にたどり着くまでの道筋をデザインしていかないと、全部机上の空論で終わりそうなので、そこんとこ地に足を着けて考える事と、現実とどう向き合うかって事を考えて行きたいなと思った。

本当にどっちも必要な事。だから世の中にはいろんな人がいて、いろんな役割があるんだと思う。世界には、科学者やたくさんの有識者の考えを知る前に死んでしまったり、勉強できない人達がまだたくさんいる。明日生きるか死ぬかという現実がある。そういう事も解決してない中、未来の事だけ考えるのは少し危険だなと思ったこの頃。どんな事が有益なのか、しっかり考えないと。整える作業にどうやって入って行くんだろうね。そこら辺日本人得意だと思うんだどね笑 頑張りまーす。