イギリス留学日記

便所の落書き程度

〇〇主義

結構気になることがあるんだけど、なんですぐに〇〇主義とか言って人と繋がりを求めようとするんだろうか?

割と不思議な光景です。

人は母親という体から一人で生まれて、一人で死んでいく。普通に考えたら誰も道連れにする事はないので、帰結する場所は自分なんだけど、よくわからんね。

生きていくには人の助けが必要だからな。

でもそれも結局コマでしかないんだろうなあ。

それが強烈かそうじゃないかの差があるだけで、色々うまいことやって生きてるんだと思うんだけど。

 

でもそう思うと私は寂しい人間なのかもしれない。

こうしたら人はこう思うってのがわかる、というか、仕向ける事ができるから。

それを忘れないようにしないと、とんでもない事平気でやれる人間になってしまうかも。

デザインがあってよかったと思う。

これもまた私が人間の歴史や思想に依存している証拠なのかも。

でもそれも別に悪い事じゃない。

だから私は人間に興味がある。

たまたま創るのがハマっただけだと思う。

創ったモノで人がどういう反応するのか。どんな部分に感動するのか。

それをテキスタイルと空間を通して試したい。

そして色んな価値を知りたい。

色んな考え方を知りたい。

知ってどうするのか。

新しい物語を紡ぎたいだけなんだな。

つまりいわゆる自己中心的な価値観になるんだけど、それはちょっと違うのかも。

これが私の自我なんだろう。

どんな遺伝子からきたんだろう?

もしかしたら私のお母さんは社会的にはお母さんだけど、遺伝子的にはただの媒体にすぎないのかも。

そうすると確かに家庭を持つのは効率が良い事だ。遺伝子を残すと言う点では。

 

なので、私の遺伝子は次を残せない、または、残したいと思わない遺伝子なのかも笑

その意志がない遺伝子なのかもしれん笑

それかたまたま1回のセックスでできた奴がこの世まで残っちゃったのかも笑

だって本当に好きな人とかおらん。人間に興味はあるけど。

とにかく技術身につけて自分の好奇心のために使うしかない。

だって今の私を生きれるのは私しかおらんので。

遺伝子は生き残れないかもしんないけどね。

 

もう一回言うけど、これは自己中とは違うと思う。

正当化でもない。

だって何かを無駄にしたり、いじめたりするのは、ただただ胸糞悪いから。

品がないから。

美しくないから。

 

美しいって言う概念もよくわからんけど、そこを人に見せて

認識してもらえたら、私は私として、生きてるな、と感じられる。

それが欲しいし、知りたい。

何がキーなのか。

 

そして私はこれはテクノロジーとか考えてる次点では多分わからないと思う。

なんかもっと根源的な、プリミティブなモノだと思う。

それはミトコンドリアの願望かもしれない。

今こう考えているのも、何と空虚な事だと思う。

でもそこが面白くて、愛しい。

私が本当に途上国に興味があるのは、この好奇心からだけかもしれない。

そう思うと残酷だよな。同じ事しちゃうかもしれないんだもんよ。メソッドは違えど。

そう考えると、人間は度し難い、というのが心底理解できる。

 

デザインとかアートってこう言うしょーもない馬鹿が生き残っていける為に生み出されたモノだと思う。

なので感謝したいです。

どうもありがとう。こう言う分野を生み出してくれた先人の人達。

とても生きてる感じがして、承認欲求が満たされます。”創る”という行為から。

私はまだ満たされていません。なので、努力します。

死ぬというのはただ肉体的にそれが止まるなだけなんだと思う。

 

でももちろん家族も友達も大好きです。

もし死んだら悲しくなります。話してるとホッとします。愛しい、と思います。

私はそこが不思議でしょうがない。そしてどれくらい人のその後に影響があるのかも。

だから空間に興味があるのかな。